食べ過ぎた日、翌日のリカバリーケア

ダイエット中ではなくても、食べ過ぎた当日は「何かしらのケアをしないと…」と焦ってしまうもの。

しかし間違ったケアをするとかえって代謝を低下させ、脂肪を溜め込みやすい体になってしまいます。

ドカ食いで太らないためにはどうしたら良いのか、食べ過ぎた当日と翌日のケアに着目して詳しく解説します。

 

 

 

<食べ過ぎた日にするべきボディケア>

 

 

早めに寝る

ドカ食いしてしまうと、「カロリーを消費するために動かないと!」と慌ててしまいますよね。

しかし食べ過ぎた直後は、胃腸が一生懸命働いて食べ物を消化しています。

そんな時に動くと消化不良を起こし、かえって代謝が落ちて脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

食べ過ぎてしまった日は慌てず騒がず、胃腸が消化に集中できるように早めに就寝しましょう。

 

体の右側を下にして寝る

食べ過ぎた後に横になる場合は、体の右側を下にして寝るようにしましょう。

こうすることによって胃腸の動きを促したり、肝臓の血流をアップして代謝を促進することができます。

「お腹いっぱいで動けない…」という時も、右側を下にして20分ほど寝転がっておくだけで楽になりますよ。

さらに頭と足を少し高くした状態で寝ると、内臓全体の血流が良くなるので効果的です。

 

カリウムと水を摂取する

食事量が増えた日は、おのずと塩分も摂り過ぎているもの。

そのままでは体がむくんで代謝が落ちてしまうので、塩分排出作用のあるカリウムと水を積極的に摂るようにしましょう。

カリウムはバナナやスイカ、ヨーグルトなどに多く含まれているのでデザートとして食べると◎。

満腹で食べれない場合は、コップ1杯の水だけでも飲んでおきましょう。

 

お風呂よりシャワーが◎

食べ過ぎた直後に入浴する場合は、お風呂ではなくシャワーですませましょう。

なぜなら湯船に浸かると胃腸に負担をかけて、消化を遅らせてしまうためです。

ただし食べてから3時間以上経って胃も体も楽になっているなら、お風呂に入ってOKです。

代謝をアップさせるために水を飲み、ぬるめのお湯で半身浴を行いましょう。

 

 

<食べ過ぎた翌日にするべきボディケア>

 

 

食物繊維を摂る

ドカ食いをリセットするためには、翌日のケアも大切です。

食事の量は控えめにしつつ、余分な脂肪や老廃物を排出させる食物繊維を意識的に摂るようにしましょう。

中でもカロリーが低いこんにゃくや海藻類がおすすめです。

 

有酸素運動をする

食べ過ぎた当日にゆっくり休んだ分、翌日は運動でエネルギーを消費しましょう。

ただしまだ胃腸は万全でないため、激しい運動は禁物です。

 

 

 

ウォーキングや軽めのジョギングなどの有酸素運動を20~30分ほど行って、代謝を促進させましょう。

 「シェイプアップしたいけど運動はめんどくさい」あなたには…「EMS」

「運動する時間がなかなか確保できない」  「シェイプアップしたいけど運動はめんどくさい」  「膝や腰の痛みで運動できないけど筋肉を増やしたい(筋力低下予防)」  「最近足腰が衰えてきた気がする(転倒・寝たきり予防)」 などなど  運動が苦手な方や痛みなどで運動が難しい方にもおすすめできる機器が「EMS」です。

EMSはElectrical Muscle Stimulationの略で、電気刺激によって筋肉を動かし、収縮させて鍛えるエクササイズ機器です。

筋肉は、脳からの運動神経を通じて伝えてくる「動け」という指令によって、収縮したり弛緩したりしています。

EMSは、こうした脳の指令に代わって、筋肉に直接電気を流すことで「身体を動かそう」という指令を出さなくても、筋肉を刺激し収縮・弛緩させることができます。元々は、低周波を流して身体の痛みを取り除いたり、リハビリ効果を上げたりする医療用器具として開発されたものですが、筋肉を直接刺激することによるトレーニング効果が認められるようになり、リハビリ分野だけでなく、アスリートの筋力増強にも使われるようになりました。

また、小型化も手伝って一般家庭にも広く普及しました。

筋肉は大きく2つに分けられます。

自分の意識で動かすことできる“随意筋”と自分の意識で動かすことのできない“不随意筋”です。

随意筋は関節を動かしたり、姿勢を維持したりする筋肉のことで、腕の力こぶや、腹筋などが代表的です。

不随意筋は、心臓を動かしたり、臓器の動きを調整したり維持したりする筋肉のことです。

通常、筋トレで鍛える筋肉は随意筋の場合がほとんどです。

EMSで筋トレをする人も、この随意筋が対象であることがほとんどだと思います。  しかし、近年よく耳にする「インナーマッスル」は、身体の深層部にあり不随意筋を含むため、普通の筋トレでは鍛えるのが難しい筋肉です。その点EMSなら電気刺激で筋肉を動かすので簡単に鍛えることが可能です。  EMSは普通の筋トレと違い鍛えたい筋肉に電極を貼り付けるだけなのでとても簡単です。

また小型のものや、ワイヤレスのものだと使う場所やシーンを選ばないので家事をしながら、テレビを見ながらなど “ながらトレーニング” が可能です。

EMSは普通の筋トレと違い疲れを感じにくいです。 通常、人の筋肉は疲れを感じると脳が「動け」という指令を送るのをやめます。しかし、EMSは脳の指令とは無関係に筋肉を動かし続けるためやりすぎると筋肉を痛めてしまう可能性があります。

マニュアルなどで決められた使用法を守りましょう。

ダイエット中、お酒飲みたい時はコレを飲む!

『基本的にはお酒飲まない方がダイエットにはいいのは知っている…

わかってるけど、お酒飲みたい…』

そんなときでも安心して楽しめる飲み方をご紹介します!

まずは飲むお酒の種類。ここでのポイントはアルコールのカロリーと言うよりは糖質。

醸造酒と呼ばれるビール、ワイン、日本酒、梅酒などは糖質が含まれるので注意してください。

逆に蒸留酒と呼ばれるウイスキー、ブランデー、ウォッカ、焼酎などのカロリーはアルコールの分だけなのでおすすめです。

筆者は、迷ったらハイボールです。レモンも入れたい。

※ジンジャーハイボールはジンジャーエールの糖分があるので避けましょう

 

 

ちなみに、カクテルやチューハイはジュースを混ぜて作ったりしているので避けるのがベター。

おつまみでおすすめしたいのは、枝豆。枝豆は栄養価が高く、低カロリー、高タンパク。また、代謝を促してくれるビタミンB1も豊富に含まれているので、とくにGOODです!冷凍食品を買えば手軽に食べられるのもポイント高いです。

ほかにも、冷や奴や湯豆腐、焼き鳥、お刺身なども安心して食べられるメニューです。

とは言え飲み過ぎ食べ過ぎには注意! 適度な量を守りつつ、家飲みもダイエットも楽しんでください。

 

冬は太りやすい?ダイエットは冬こそ最適

春が近づく頃に、「あ〜、冬に太っちゃったからな~」なんて焦ってダイエットを始めるなんてことありますよね。

でも、“冬=太る”というイメージは間違い!

むしろダイエットするには冬こそ最適な季節です。

と言うのも、気温が下がり始めるこの季節、体はその寒さを察知して、冷えないように脂肪を燃焼させようと体温を上げます。

つまり、なにもしなくても自然と基礎代謝が上がる季節というわけです。

冬こそダイエットに励めば春にはすっきりスリムボディも夢ではないかもしれません!?

あなたが痩せられない理由は心のせい? 身体のせい?

ダイエットには体のバランスを整えることが近道です。食べている量のわりに太ってしまう、という人は「気滞(きたい)」あるいは「脾気虚(ひききょ)」という状態になってしまっているかもしれません。

上半身太りは心のせい!?

上半身のほうが膨らんでおり顔から太るタイプの人は、東洋医学では『気滞』と言い、ストレスなどによって気分が晴れず、代謝が下がった状態です

身体的にはゴム風船のように身体がパンパンになり、皮膚が固くなる、胸がつかえる、首回りのきつい下着やブラジャーなど上半身を締め付けるものが苦しい、などの症状が出ます。またイライラしやすい、憂鬱(ゆううつ)、頭が張るような頭痛、目の充血、肩こり、生理痛、便秘、高血圧などの症状が出ることもあります。

本来、食べ物は消化器官により消化され、体のエネルギーへと転換されます。しかし、東洋医学では『気』が滞(とどこお)ると、食物をエネルギーへと転換させる肝臓の働きが悪くなり、栄養にならずに余分なものとして体の中に溜まってしまうのです

太る原因がストレスなら、それを発散させることが大事になってきます。

身体を動かしたり声を出したりして、怒りや不満などネガティブな感情をちゃんと放出するようにするといいでしょう。スポーツやカラオケ、お笑い番組、感動する映画を見て思いっきり笑ったり、泣いたり、感情を発散できるようなことをしてください。イライラしたときは、食に走るのではなく、外に出て軽く散歩するのがオススメです

下半身太りは胃腸のせい!?

下半身が太りしやすく、水太りしてプニョプニョしている、さらにむくみやすい人は胃腸が弱っている脾気虚(胃腸が弱い状態)になっていることが多いと瀬戸先生は言います。

食べるとすぐお腹いっぱいになり、食欲不振になる、便の調子が安定しない、食後眠くなる、頭や身体が重だるい、冷えが気になるなどの特徴があります。痰湿(たんしつ)と呼ばれる過剰な水分や脂肪が身体に溜まっている状態です。消化不良や、バランスを欠いた食事のせいで食べているのに本当に体に必要な栄養は不足しています。逆に不要なものは余っているので、それがむくみになり、やがて脂肪となるのです

では、どのようにすれば痩せられるのでしょうか。

一般に炭水化物や、水分を摂り過ぎていることが多いので、タンパク質や野菜を摂ってバランスの良い食事を心がけてください。特に食事中に水分を摂り過ぎると消化不良を招くので気をつけてください。

胃は温めると働きが良くなるので、秋冬はお腹を温めるようにしましょう。特に朝食は温かいものを摂ることをオススメします。激しい運動よりも散歩など軽い運動にとどめ、足のツボを刺激し内臓機能を高めるのも効果的です

無理な食事制限や激しい運動は身体のバランスを崩し、むしろ痩せにくい状態を招きます。この季節、健康的に身体を整えていきましょう。