第3回:【冬のシャンプー】洗いすぎが招く「慢性乾燥肌」への警告
- 冬の皮脂は「貴重な資源」
夏場と違い、1月の寒冷期は犬の代謝が落ち、皮脂の分泌サイクルが遅くなります。この時期に夏と同じ頻度(例:2週間に1回)でシャンプーを行うと、皮膚を守るために必要な「天然の保護膜」が剥がされ、再生が間に合いません。
- 界面活性剤の残留リスク
冬のシャンプーで最も怖いのが「すすぎ残し」です。
低い室温でシャンプー剤が固まりやすくなっているため、毛の根元に残留しやすくなります。残留した洗浄成分は、24時間絶え間なく皮膚のタンパク質を破壊し続け、慢性的な赤みや痒みの原因となります。
- 的確な対処法:洗浄から「拭き取り」へのシフト
1月〜2月の間は、全身を濡らすシャンプーを「月1回」以下に抑えるのが理想です。汚れが気になる場合は、ぬるま湯に浸したタオルで汚れを浮かせ、吸い取るように拭き取る「ドライクリーニング」を推奨します。そして、拭き取った直後に、失われたバリアを補う「高濃度ケア」を行うことが、翌月の皮膚状態を左右します
