執筆者 be ICONIQ | 1月 11, 2022 | Beauty
今やスキンケア大国と言っていいほど、肌にこだわる日本人。日本製のスキンケア商品は海外でも高く評価されています。ですが、意外なことに日本における「スキンケア」の歴史はまだ浅く、一般的に「スキンケア」という言葉が使われるようになったのは昭和の終わりごろからで、平成になって定着したそう。
「海外では古代ギリシャの時代からスキンケア的化粧を”コスメティケー・テクネー”、メイキャップ的化粧を”コモティケー・テクネー”などと呼び、概念が言語的にも区別されていました。
日本では平安時代の書物に、美しくすること指して”けさう(化粧)”という言葉が記されています。江戸時代に書かれた『都風俗化粧傳』では、同じ「化粧」の漢字を使いながら、おしゃれ全般を「けわい」、メイクを「けしやう」と読み分けています。洗顔料の処方は「化粧下(けしやうした)あらい粉の傳」と記されています。つまりメイクの下準備として捉えられています。昭和になって”基礎化粧”と言葉が使われるようになりましたが、これも化粧のための基礎工事というニュアンスとして使われたもの。
日本において肌の健康のために行う”スキンケア”の概念や言葉が一般的に広く認識されたのは、平成初期といえるそうです。
ベタつきが嫌だから、日本人は乳液を使わない!?
日本と海外ではスキンケア化粧品に使われる基本材料にも違いがあるそう。とくに油への意識の違いが顕著で、日本人はベタつかない使用感を好み、化粧品の油分を敬遠する傾向にあるとか。
経済産業省の発表(2016年)によると、日本における化粧品の出荷金額は化粧水が1644億円に対し、乳液が695億円、クリームが783億円。このデータを見ても、日本人が化粧水を中心にスキンケアを行っていることがわかります。また、1つの化粧水に“しっとりタイプ”“さっぱりタイプ”など複数の商品があったり、テクスチャーにこだわるのも、油の苦手な日本人らしい特徴です。
この傾向は日本が湿度の高い風土であり、油をつけなくても肌が乾燥せず、潤いを気にしなくてもよかったことが影響している
江戸時代の化粧水は、白粉のノリを良くするための下地のようなものでした。明治時代に西洋の化粧品が入っても油分の多い乳液は好まれず、”栄養化粧水”というネーミングで普及が試みられていました。このような油分よりも水分を好む傾向は現代でも続いています。化粧水で保湿剤を、乳液で油分を補うのが肌のモイスチャーバランスを保つ秘訣です。しかし、日本人は化粧水しか使わない方が多いという傾向が強いです。
化粧水だけで済まさず、乳液で油分を補うのが基本のスキンケア。
乳液を忘れていませんか乳液つけ過ぎでベタつきが気になるなら、そのままにせずティッシュで軽くオフする方法もオススメです。
執筆者 be ICONIQ | 1月 11, 2022 | Beauty
背中がヒリヒリして鏡を見たら背中ニキビが!
慌てて擦りタオルでゴシゴシとしっかり洗っていませんか?
ニキビは皮脂や汚れで詰まった毛穴に、アクネ菌やマラセチア菌、黄色ブドウ球菌など、もともと皮膚上に存在する菌が入り込んでできるものです。顔はもちろん、体に出るブツブツも、一般的にはニキビと認識されています。
ただ、顔ニキビの主な原因はアクネ菌ですが、体ニキビはマラセチア菌が引き起こしていることがほとんど。その場合の吹出物は「マラセチア毛包炎」と呼ばれ、皮膚科での治療が必要になります。
両者の症状はよく似ており、専門家でもパッと見では判断に迷うほど。さらに、ニキビとマラセチア毛包炎が入り混じっているケースもあるので複雑です。
市販のニキビ薬はアクネ菌に対処するものなので、市販薬を使っても治らない場合、マラセチア毛包炎が疑われます。また、他の疾患の可能性もあるので、早めに皮膚科を受診してください。
ゴシゴシ擦るのはNG!
角質が落ち、逆にニキビの原因となる可能性があります。背中は皮脂腺が多いため皮脂をしっかりと落とせる洗浄力の高い石鹸やボディーソープで優しく洗いましょう。しっかり洗い流し、毛穴を詰まらせないようにすることが大切です。シャンプーやトリートメントが背中につきやすいので体は髪の後に洗うのがオススメです。
執筆者 be ICONIQ | 1月 11, 2022 | Beauty
簡単な、美髪の習慣を一つご紹介します♪
シャンプーする前に髪をとかす、シャワーで髪をよく濡らす、
トリートメントしたら櫛で軽くとかす、シャワーキャップをはめるなど
「もう聞き飽きたな〜」というほどによく流れている情報がありますが
意外と知られていない!?小さなことだけどうるツヤ美髪になれるテクニックをご紹介します。
シャンプー後、乾いたタオルで水分を拭き取り(ゴシゴシこすらない)
トリートメントをつける!それだけです。
シャワーキャップをはめるともっと効果アップ。
特に痛んでいる時や、時間がある時はお湯で流した後、もう一度行うといいでしょう。
すぐにできるうるツヤ美髪習慣、ぜひお試しください!
執筆者 be ICONIQ | 1月 11, 2022 | Beauty
もともと女性は筋肉量が少ないため、熱をつくるのも、熱を配るのも苦手です。
「冬になると指先や足先が冷えて辛い」というお悩みを持つ方も少なくないと思います。
健康のために運動を取り入れたいけどあまり本格的なものは続きそうにない方でも
取り入れやすい運動についてお話しします。
冷えにくい「からだづくり」のために有効な運動には
体幹トレーニングを取り入れてみてください。
筋肉量が増えると、基礎代謝が上がります。
そのぶん生み出される熱の量も増え、からだを温かく保つことができます。
基礎代謝をあげるには、体幹部の筋肉を増やすこと。
体幹を強化するトレーニングとしては、スクワット、ダンベル運動、ウォーキング、ピラティスなどが適しています。激しい運動ではないので、女性が取り入れやすいでしょう。
血巡りをよくして、体をあたためたいときは、筋肉ポンプ運動がおすすめです。第2の心臓といわれるふくらはぎの筋肉は、血液を送るポンプの働きをしています(筋ポンプ作用)。
筋肉ポンプ運動
<やり方>
●足首をまげたり伸ばしたりする。
●つま先で立ち、かかとをおろす動きを繰り返す。
足が冷えやすい人は、マッサージやツボ押しを。
●足首から膝に向かってゆっくりと押し上げていくようにマッサージ。
●ゴルフボールに足をのせゴロゴロ転がすと、足の裏のツボが刺激され足全体の血行がよくなります。
執筆者 be ICONIQ | 1月 11, 2022 | Beauty
うるおいのある肌とは、水分をきちんと保持している肌のこと。そのためには、肌の一番表面にある「角質層」にある、2つの成分が必要になります。ひとつは、角層内に並ぶ角質細胞をつなぐセラミドなどの「細胞間脂質」で、水分を挟み込んで保持する役割を担っています。もうひとつは、角質細胞内にある天然保湿因子「NMF」で水分を抱え込む性質があります。
この2つの成分がバランスよくそろっていれば、肌本来が持つバリア機能と水分保持機能が保たれて、うるおいのある肌がキープできます。でも、気温や湿度、生活習慣など、さまざまな原因によって、セラミドやNMFは減ってしまいます。その結果、肌の乾燥は進みます。
また、肌を覆う皮脂膜も大切な存在です。皮脂が足りないと水分が蒸発しやすくなり、ますます乾燥しやすい肌になってしまうのです。
カサカサするだけじゃない!肌の乾燥による悪影響の数々
乾燥が進むと、肌が生まれ変わる仕組みである「ターンオーバー」に不調が生じてしまいます。そうすると、角質細胞は未熟なまま、角層内に並ぶことになります。未熟な角質細胞はバリア機能も水分保持機能も十分ではないので、肌は乾燥の一途をたどることに……。
その結果、肌が乾燥してカサカサしてかゆくなるだけではなく、さまざまなトラブルが! 正常なターンオーバーができないために、肌の回復力が落ちて、肌荒れしやすくなります。また、外からの刺激に弱くなるので、菌が入って吹出物ができるほか、紫外線の影響を受けてシミやシワができやすくなります。
また、肌がゴワつくと、やわらかさの感じられない肌に……。表面がけば立った状態になるので、くすんで見えることもあります。さらに、皮脂が足りないと肌表面のツヤ感が損なわれて、老けて見える場合も
肌をやわらかくするために見直したいアイテム「乳液」
ここからは、乾燥肌のお手入れ方法を紹介します。
まず、初めに意識したいのは「かたくゴワついた肌をやわらかくする」こと。乾燥が気になったとき、美容液やクリームを追加しようとする方は多いと思いますが、どんなに質のよいアイテムを追加しても、かたい状態の肌に塗っていては効果半減でもったいない!
そこで最初に見直したいのは、乳液選びです。乳液は、クリームと一緒くたにされやすく「クリームを塗っているから、乳液はなくてもいいや」と省かれがち。でも、乳液とクリームは異なる役割を持っています。
乳液は、エモリエント効果といって、肌をやわらかくする成分が含まれています。それによって、美容液などのスキンケアで取り入れる成分は浸透しやすくなるほか、適度に含まれる油分が肌の上から蓋をする役割も。
現在は保湿効果だけでなく、浸透力の高さを謳っている乳液も多いので、肌がゴワついている場合は浸透力にも注目を!また、つけたあとに過ごす室内が乾燥していると、すぐに乾いてしまうので、少しベタついてでも、しっとりとしたテクスチャーの乳液を選ぶようにしています。
化粧水&乳液のつけ方を変えるだけで、保湿力アップ
洗顔後、最初に顔につける化粧水も、保湿のために大切なアイテム! 洗顔後の肌は、汚れとともに皮脂も落ちて敏感な状態。顔を洗ったあとはできるだけすぐに、化粧水をつけましょう。乾燥が気になるときは、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水を選ぶとよいですよ(ただし、肌質に合わない場合は避けてくださいね)。
化粧水は少量を数回に分けてつけていくのがポイント! 私は少量を手のひらに広げ、顔の内側から外側へと優しく手でプッシュしながらなじませたら、同じことを3~4回繰り返します。
回数の目安は「肌が手のひらに吸いつく感触」がするまで。繰り返すうちに、肌がもっちりとしてきます。さらに時間があるときは、コットンを使ったローションパックを追加します。化粧水は惜しまずに、コットンの全面にしっかり吸わせましょう。コットンは乾燥しやすい箇所にのせ、3分ほど置きます。ちなみに「皮脂が多い場所だから」と思っている額は、年齢とともに皮脂量も減って乾いていることも。私はおでこにもローションパックをしています。
そのあと、乳液をつけます(美容液を使っている人は、化粧水→美容液→乳液の順に)。乳液は手のひらに出したら、両手のひらを重ねて乳液を人肌に温めてから塗ると、なじみやすくなります。ムラなく、顔全体にしっかりと伸ばしたら、乾燥が気になる部分(頬の高いところや口元)には少量を指で二度づけします。さらに、手のひらに残った乳液は、もったいないので首元に伸ばします(首も意外に乾燥しているんですよね)。
時間があるときは乳液でもローションパックを! 乾燥で肌がかたくなっている場合は、乳液の成分をしっかりと浸透させたいところ。化粧水と同様に、コットンの全面に乳液を塗り、乾燥しやすい箇所にのせて3分ほど置いてください。コットンを手で軽く押さえて、温めながらおこなうのもおすすめです。
体の内側からも保湿ケア!緑黄色野菜や必須脂肪酸を取り入れて
外側からのケアも大切ですが、体の内側からのケアも必要です。保湿力を高めるために、意識したい栄養成分があります。
まず、角質細胞内の天然保湿因子「NMF」はアミノ酸でできています。アミノ酸はたんぱく質の源なので、肉や魚などのたんぱく質を取り入れることはとても大切です。また、角質細胞をつなぐ「細胞間脂質」を構成する成分のひとつがセラミド。セラミドは必須脂肪酸によって作られるので、必須脂肪酸を含む食品もほどよく取り入れたいところ。さらに、ビタミンの摂取も必要です。
以上をもとに、保湿力アップのためにぜひ取り入れたい食材はこちら!
●アボカド…必須脂肪酸を豊富に含み、さらにNMFの生成をうながすビタミンAも含んでいます。
●サーモン…アミノ酸とオメガ3脂肪酸を豊富に含む食材です。
●くるみ…細胞膜の酸化を防ぐビタミンEとオメガ3脂肪酸を含んでいます。
●緑黄色野菜…ほうれん草やにんじんはβカロテンを豊富に含み、体内でビタミンAに変換されます。赤や黄色のパプリカには、ビタミンCが豊富です。
ほかにもまだある!乾燥肌になったとき、見直したいポイント
上記以外にも、肌の乾燥が気になったときに見直したいことはたくさんあります。
〇クレンジング&洗顔料の見直し…洗顔後、顔がつっぱる感じがしたり、すぐに顔が乾いてカサついたりする場合、使っているクレンジングや洗顔料が強すぎる可能性が。必要な脂まで取り除き、肌の乾燥が進んでしまいます。優しい洗い上がりのものを探してみて。
〇加湿器の見直し…今は高性能の加湿器がたくさん! 保湿効果を謳った、美顔器の性質も併せ持つ加湿器も出ています。エアコンつけると、空気中の水分がなくなって湿度が下がり、乾燥が進むので、使用時は加湿器を活用しましょう。
〇睡眠の見直し…美肌の大敵は睡眠不足! でも、睡眠時間はとれていても、質のよい睡眠を得られていないと成長ホルモンの分泌が妨げられ、肌のターンオーバーが正しくおこなわれません。ちょっと大きな買い物にはなりますが、思い切ってベッドマットや枕を見直すのも手です。
「いつの間にか、超乾燥肌になっちゃった!」と焦ってエステに行ったり、高価な美容液やクリームを追加したりする前に、できることはたくさんあります。普段の肌ケアや生活習慣を見直すことで、肌の質はぐんと上がるもの。身近なところから、乾燥対策を初めてみてくださいね。
執筆者 be ICONIQ | 1月 11, 2022 | Beauty
この時季、静電気で髪がまとまらなかったり、乾燥で髪のツヤがなくなったり、パサつきがちになったり……といったお悩みを聞くことが多くなります。
そもそも髪や頭皮の乾燥は「髪の洗いすぎ」や「年齢による皮脂分泌の低下」など油分不足によっておこります。
そのうえ冬は湿度が低くなりがち。暖房によって室内も乾燥しているから、より髪も乾燥してお悩みがでやすいんです。そこで今回は、パサパサ髪をはじめとした「乾燥による髪のお悩みをクリアにできる」ケア方法をご紹介します。
★オイルで潤いを補給
【1】いつものシャンプーに+αでオイルパック
〈手順〉
①頭皮に優しいオイルを少々頭皮に塗り、5~10分おく
ヘアケア用のつばき油・オリーブ油・ごま油などがおすすめ。
頭皮に染み込むように塗ると、頭皮に油分が馴染み、保湿しながら汚れを浮き上がらせることができます。②そのままいつも通りシャンプーをする
オイルで保湿されているので、頭皮の潤いを保ちながら洗うことができます。
【2】気になったタイミングで、こまめに保湿ケア
髪が乾燥すると静電気が起こりやすくなります。
そうすると、髪が摩擦してキューティクルが剥がれ、中の水分が逃げていき、ますます乾燥してしまうという悪循環にもつながる可能性があるんです。
乾燥が気になったときは、放っておかず、すばやくオイルを付けて保湿することも大切です。
市販のオイル入りヘアミストや持ち運びできるヘアオイルなどの使用もおすすめです。
スペシャルケアだけでなく、乾燥が気になったら肌と同じように保湿!
髪が綺麗なだけで美人度、清潔感がアップにつながります。
ぜひケアしてみてください♪