上半身太りは心のせい!?
上半身のほうが膨らんでおり顔から太るタイプの人は、東洋医学では『気滞』と言い、ストレスなどによって気分が晴れず、代謝が下がった状態です
本来、食べ物は消化器官により消化され、体のエネルギーへと転換されます。しかし、東洋医学では『気』が滞(とどこお)ると、食物をエネルギーへと転換させる肝臓の働きが悪くなり、栄養にならずに余分なものとして体の中に溜まってしまうのです
太る原因がストレスなら、それを発散させることが大事になってきます。
身体を動かしたり声を出したりして、怒りや不満などネガティブな感情をちゃんと放出するようにするといいでしょう。スポーツやカラオケ、お笑い番組、感動する映画を見て思いっきり笑ったり、泣いたり、感情を発散できるようなことをしてください。イライラしたときは、食に走るのではなく、外に出て軽く散歩するのがオススメです
下半身太りは胃腸のせい!?
下半身が太りしやすく、水太りしてプニョプニョしている、さらにむくみやすい人は胃腸が弱っている脾気虚(胃腸が弱い状態)になっていることが多いと瀬戸先生は言います。
では、どのようにすれば痩せられるのでしょうか。
一般に炭水化物や、水分を摂り過ぎていることが多いので、タンパク質や野菜を摂ってバランスの良い食事を心がけてください。特に食事中に水分を摂り過ぎると消化不良を招くので気をつけてください。
胃は温めると働きが良くなるので、秋冬はお腹を温めるようにしましょう。特に朝食は温かいものを摂ることをオススメします。激しい運動よりも散歩など軽い運動にとどめ、足のツボを刺激し内臓機能を高めるのも効果的です
無理な食事制限や激しい運動は身体のバランスを崩し、むしろ痩せにくい状態を招きます。この季節、健康的に身体を整えていきましょう。