ホームケアにぴったり!ホットタオル活用法

肌の健やかさを保つためのホームケアはたくさんありますが、中でもとくに人気が高いのが「ホットタオル」を使ったケア方法です。

電子レンジでチンするだけで、簡単に作ることができるホットタオル。

ホットタオルを120%活用して、健やか肌を守っていきましょう。

 

今回は、日々のスキンケアに取り入れたいホットタオルの使い方をご紹介いたします。

 

 

<ホームケアにぴったり! ホットタオルの使い方3つ>

 

1. 朝のパンパン顔に効果◎ むくみの解消

朝起きて鏡を見ると、顔がパンパンにむくんでいてビックリ……!

このような経験は多くの方がしているでしょう。むくみは血行が滞り、余分な水分や老廃物が溜まってしまうことで起こるもの。

「時間が経てば勝手に治るでしょう」と放置してしまうと、脂肪と結びついてセルライトへと進化してしまいます。

 

このような恐ろしい事態を避けるためには、その日のむくみはその日のうちに解消することがポイント。

朝のむくみを放置せず、ホットタオルでのケアでスッキリ顔を取り戻しましょう。

むくみ解消の方法はとても簡単で、ホットタオルと冷水を交互に顔にかけるだけ。

 

ホットタオルを顔にのせてしばらく経ったら冷水で顔を流し、そのあとにもう一度ホットタオルをのせます。

温めて冷やすのを交互に行うことで、血管が開いたり縮まったりして、血行促進効果が期待できます。

 

2. 洗顔前に取り入れたい! 大人ニキビの予防

皮脂が過剰分泌して毛穴に詰まり、それが炎症を起こすことでできてしまうニキビ。

ニキビは一度できてしまうと治るまでに時間がかかり、赤く腫れて炎症すると跡に残りやすいという特徴があります。

そのため、ニキビの悩みを解決するためには、いかにニキビを治すかではなく、新しいニキビを作らないようにするケアを重視することが大切です。

 

そこで活躍してくれるのが、ホットタオル。

ホットタオルを顔にのせると、温かい蒸気によって毛穴が開き、中に詰まっていた皮脂や汚れを落としやすくなります。

 

 

3. ブツブツの黒ずみ鼻とおさらば! イチゴ鼻予防

ファンデーションを厚く塗ってもなかなか隠しきれないブツブツのイチゴ鼻を予防するためにもホットタオルが活躍してくれます。

毛穴の黒ずみは、皮脂が過剰に分泌してそれが毛穴に詰まり、酸化してしまうことが原因。

 

これを解消するためには、ホットタオルで肌を温め角質を柔らかくし、毛穴を開いてから洗浄するのが効果的です。

ニキビ予防と同じようにホットタオルを肌の上にのせ、じんわりと肌が温まったことを感じたら、洗顔料をたっぷりと泡立てて優しく洗顔を行いましょう。

 

ぬるま湯で顔をすすいだあと、氷水で濡らしたタオルで肌を引き締めると毛穴の開き予防にもつながります。

 

 

<ホットタオルの温かさをキープするためには?>

 

ホットタオルの温かさをできるだけ長くキープするためには、肌にのせたホットタオルの上に、もう1枚タオルをのせておくのがおすすめです。

乾いたタオルでホットタオルにふたをすることで、蒸気が閉じこもるためより長く暖かさを保つことができます。

 

また、ホットタオルを作るときには、できるだけ厚手のタオルを選ぶのもポイントの1つです。

家にあるものだけで手軽に作れるホットタオルには、さまざまな使い方があります。

 

 

むくみやニキビ、イチゴ鼻などの肌悩みを解消するためにも、日々のケアにホットタオルを取り入れていきましょう。

ベースメイクの基本は下地!

メイクをする前には下地クリームを塗ると思いますが、下地を塗る必要というのは毛穴を隠したり肌の凸凹を均等にするという働きがあります。

化粧水、乳液などのスキンケアをしてから、ファンデーションをすぐにしてしまうと、毛穴の凸凹や肌の凸凹があり、ファンデーションが均等につきませんしムラになってしまいます。

ですからファンデーションを塗る前には下地クリームを塗ることからメイクが始まります。

下地クリームは少し手のひらにとってから温めておくことで肌になじみやすいですしすっと伸びるようになります。

肌の表面だけにのせて塗っていくと肌が均等に見えません、肌の内側から外側に向かってしっかりと塗り込んでいくというのが大切です。

メイク前に顔全体に下地クリームをきれいに塗って、さらに首にも塗っておきましょう。顔からその続きで伸ばしてはいけません。

首につけるときは新しくクリームを手にとって伸ばしていきます。

きちんとベースメイクとしてメイク前に下地を塗りこんでおけば、あとからファンデーションやアイメイク、チークなど色々なものを重ねてつけて行くわけですが、それらがスムーズに重なっていきますし、崩れを防止することができます。

やはりメイクの基本となるベースの下地クリームの塗り方から間違っていたり、いい加減だったり塗らないというようなことの場合には崩れやすくなってしまいますし、あとから重ならないので注意しましょう。

意外!「スキンケア」という言葉は平成生まれだった!?

今やスキンケア大国と言っていいほど、肌にこだわる日本人。日本製のスキンケア商品は海外でも高く評価されています。ですが、意外なことに日本における「スキンケア」の歴史はまだ浅く、一般的に「スキンケア」という言葉が使われるようになったのは昭和の終わりごろからで、平成になって定着したそう。

「海外では古代ギリシャの時代からスキンケア的化粧を”コスメティケー・テクネー”、メイキャップ的化粧を”コモティケー・テクネー”などと呼び、概念が言語的にも区別されていました。

 

日本では平安時代の書物に、美しくすること指して”けさう(化粧)”という言葉が記されています。江戸時代に書かれた『都風俗化粧傳』では、同じ「化粧」の漢字を使いながら、おしゃれ全般を「けわい」、メイクを「けしやう」と読み分けています。洗顔料の処方は「化粧下(けしやうした)あらい粉の傳」と記されています。つまりメイクの下準備として捉えられています。昭和になって”基礎化粧”と言葉が使われるようになりましたが、これも化粧のための基礎工事というニュアンスとして使われたもの。

日本において肌の健康のために行う”スキンケア”の概念や言葉が一般的に広く認識されたのは、平成初期といえるそうです。

ベタつきが嫌だから、日本人は乳液を使わない!?

日本と海外ではスキンケア化粧品に使われる基本材料にも違いがあるそう。とくに油への意識の違いが顕著で、日本人はベタつかない使用感を好み、化粧品の油分を敬遠する傾向にあるとか。
経済産業省の発表(2016年)によると、日本における化粧品の出荷金額は化粧水が1644億円に対し、乳液が695億円、クリームが783億円。このデータを見ても、日本人が化粧水を中心にスキンケアを行っていることがわかります。また、1つの化粧水に“しっとりタイプ”“さっぱりタイプ”など複数の商品があったり、テクスチャーにこだわるのも、油の苦手な日本人らしい特徴です。

この傾向は日本が湿度の高い風土であり、油をつけなくても肌が乾燥せず、潤いを気にしなくてもよかったことが影響している

江戸時代の化粧水は、白粉のノリを良くするための下地のようなものでした。明治時代に西洋の化粧品が入っても油分の多い乳液は好まれず、”栄養化粧水”というネーミングで普及が試みられていました。このような油分よりも水分を好む傾向は現代でも続いています。化粧水で保湿剤を、乳液で油分を補うのが肌のモイスチャーバランスを保つ秘訣です。しかし、日本人は化粧水しか使わない方が多いという傾向が強いです。

化粧水だけで済まさず、乳液で油分を補うのが基本のスキンケア。

乳液を忘れていませんか乳液つけ過ぎでベタつきが気になるなら、そのままにせずティッシュで軽くオフする方法もオススメです。

マスク生活による「肌トラブル」には肌に優しいものを

WITHコロナ世代において、肌悩みがある方が増えてきております。
いつもは肌トラブルがない方でも
マスクの摩擦により【ニキビ】【乾燥】【くすみ】【ごわつき】で悩まされている方もいらっしゃるのでは?

 

 

スキンケア選びで重視したいポイント

「マスク性敏感肌」は、いつもより外的な刺激を受けやすくなっています。だからスキンケア選びが特に重要です。

そこでまず選びたいのが「肌に負担になる成分が入っていないもの」そして「敏感肌でも使えるスキンケア」

そして「肌ストレスをケアできるスキンケア選び」も大切になります。

これらを叶えるスキンケアを行い、肌ストレスに負けない、肌が本来もつ機能をしっかり高めてあげることが重要です。

 

 

気をつけたいケアのポイント

デリケートになっている敏感な肌のケアは、肌に負担をかけずに丁寧にやさしくケアすることと保湿が大切です。

洗顔は、しっかりと泡立てた泡で肌に負担をかけないようこすらずにやさしく洗うことが大切です。
乾燥はさらに外部の刺激を受けやすい状態をつくってしまうので、洗顔料はうるおいを保って洗い上げるものがベスト。

さらに、洗顔の後は保湿力の高い化粧水や美容液を。指先を使ってこすらずに丁寧に肌につけると良いでしょう。その後は、うるおいが逃げないようにしっかり保護してあげる目的で乳液やクリームはつけてください。乾燥が気になる部分は重ね付けもおすすめです。

油っぽいのに肌は乾燥してる?インナードライの見分け方

皮脂で肌がベタつく方は「私は脂性肌(オイリー肌)なのかも?」と思うかもしれませんが、実は肌が乾燥していて皮脂が多い「インナードライ肌」の可能性も…。では、「インナードライ」とはどんな肌なのか、まず確認してみましょう。

インナードライとは

インナードライとは、皮膚表面は皮脂でベタついているのに、角層の水分量が不足していて乾燥している状態です。一見油っぽい肌に見えるのですが、実は、角層の中(インナー)は水分不足で乾燥(ドライ)していることから「インナードライ」といわれています。一方、脂性肌とは油分も水分も多い状態。肌の水分量が少なく、ごわつきや皮ムケが生じてカサカサする場合はインナードライの可能性が高いです。

過剰に皮脂が分泌していているため、手のひらで皮膚表面を触ると皮脂がついてきます。

私たちの皮膚表面は天然のうるおい成分で作られている「皮脂膜」で覆われ、外的刺激から守られています。皮脂膜とは、水分(汗腺から分泌された汗)と油分(皮脂腺から分泌された皮脂)が混ざったもの。

この水分と油分の分泌量のバランスが良いと、ベタベタもカサカサもしない状態で、肌はもっちりするのです。しかし水分の分泌量が少なく、皮脂が多いとバランスよく混ざらずに、余った皮脂が皮膚表面を覆ったようになります。

 

★脂性肌とインナードライの違いは?

脂性肌とインナードライは皮脂量が多いという共通点があるためよく間違われます。

他にも共通の特徴として、毛穴が目立つ、ベースメイクがのらない・崩れやすい、などがあります。皮膚表面の皮脂が空気で酸化して赤みがあるケースもよく見られます。
脂性肌とインナードライの違いは、インナードライはかさつき感やガサガサ感があること。この状態が進むと皮ムケも起こります。ゴワつきがあり、肌が硬く、しなやかさもありません。夕方になるとくすみやすいという、時間が過ぎるとより肌状態の変化が気になりやすいのも特徴です。

 

★乾燥肌とインナードライの違いは?

水分不足は乾燥肌もインナードライも同じですが、乾燥肌は水分も皮脂も少ない状態です。

乾燥肌の場合は手のひらで皮膚表面を触っても皮脂はついてきません。さらに乾燥状態が進行するとインナードライ同様に皮ムケが見られるケースも、もちろんあります。「皮ムケ」の大きな原因は「水分不足」。皮ムケしている場所にクリームをつけると、一時的に皮ムケしている角質が皮膚表面に一旦「接着」されるようになるので目立ちにくくなりますが、すぐに元に戻ってしまいます。皮ムケが見られたら、肌の水分不足状態がかなり進んでいると考えてください。

 

インナードライ対策は、「角層の水分量を安定した状態で保つこと」と「与えたうるおいを蒸発させないこと」が基本です。この状態が保たれると皮脂が過剰に分泌する必要がなくなり、油水分のバランスが整います。ベタつき、毛穴の目立ち、赤み、ゴワつきが改善されていきます。